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SILK NOTES VOL.03 日差しから肌を守るシルクの高機能が、
いまから効果を発揮します

日差しが強まる一方、肌の露出も増えてくる時期、大人の男性にとって見過ごせないのが、日焼け対策です。若い頃と違い、年齢が肌に露骨に出てしまうのですから、対策は早いに越したことはありません。そこで、オススメしたいのが美容クリームではなく、なんとシルク。今回はオシャレに肌を守ってくれるシルクの秘密に迫ります。

Photo : Shinya Fukuda (launch inc.)

シルクが紫外線をカットするのは蚕の命を守るためでした

外出が楽しみになる季節の到来です。暖かな日差しのもと、肌の露出が増えてくるのも、いまの時期なら当然でしょう。快適な気候ではありますが、ちょっと気にかけておきたいのが紫外線対策。日本における紫外線の照射量のピークは、初夏から夏にかけてです。そんなときに、紫外線対策に効果があるのがシルク製品。

シルクはもともと、蚕の繭からできているのはご存じかと。中の幼虫を紫外線から守り、安全・快適に過ごせるための天然のバリアともいうべき仕組みが繭というわけです。驚くのはシルクが紫外線を90%以上カットする機能性。ご参考までにほかの繊維の紫外線カット率を紹介すると、コットンが68%、麻が50%となっています。つまり、シルクの紫外線カット率はコットンの1.3倍以上なのです!

シルク100%素材の快適な一枚です。両胸と脇にポケットを備えているので、これ一枚でちょっとした外出もOK。
絹紡羽二重に洗いを掛けることで光沢感を押さえた生地の風合いも上品で、旅行や出張などでのリラックスタイム、少し肌寒いシチュエーションなどにも活躍します。

シルク開襟シャツ / オフホワイト (39,744円/税込)

一方で紫外線カットを特徴とする化学繊維もあります。しかし、ここでシルクをおススメしたいのは天然繊維ゆえの肌への優しさがあるから。また、天然繊維なので自然に帰るため、地球環境に優しいともいえるでしょう。繭の元になっているシルク繊維はアミノ酸を含むたんぱく質からできています。その性質は人間の肌に近く、触れているだけで肌に潤いを与え、乾燥から守ってくれる効果もあり。これからの季節の外出ならサラリと羽織れる長袖シャツが重宝すること間違いなしです。快適で肌にも優しく、おまけに紫外線対策にも効果を発揮! これからの季節、シルクの洋服はいいことづくめです。

シルクインナークルーネックTシャツ / ホワイト (12,744円/税込)
コットン&シルクスウェットパンツ / ブラック (28,944円/税込)

取り扱いにはちょっと気を付けたい

これからの季節、シルク製品がなぜ便利なのかはご理解いただけたと思います。さっそく試してみようという方に、ちょっとアドバイスを。取り扱い表示に従って洗濯したあとは「陰干し」が基本! シルク(特に白いもの)を日光の当たる状態で干しっぱなしにしておくと黄ばんでしまいます。これが「黄変」。シルクが紫外線を吸収してくれているからこその変化といえるでしょう。

EDITOR’S NOTE
10年後、肌年齢を若く保つために

若い頃は日焼けがカッコいいなんて思っていたこともありました。年齢を重ね、徐々に出始めてきたシミやシワなどに当時の意識の低さを感じずにはいられません。何ともお恥ずかしい話です。このまま放置していると10年後の肌に差が出るのは確実。紫外線の強くなるこれからの季節は特に肌のケアが必要となるでしょう。かといって、男性の場合は美白に熱心な女性のように袖カバーを着用するわけにもいきません。また、こまめにクリームを塗るのも面倒です。今回、シルクが紫外線対策に効果的と知ったのはまさに私には朗報。一枚サラリと羽織るだけでいいのですから、こんなに簡単なことはありませんね。ご紹介したシルク開襟シャツは、レストランなどにも着ていけるし、オシャレにも活躍してくれそうなので、ぜひ取り入れてみたいと思います。